名前 |
渡邉 優雛(わたなべ ゆうひな) |
呼び名 |
ゆうひな |
入団期 |
23期 |
係 |
ダンス 広報 協賛(長) |
Alumnaeでやった役、作品 |
23rd MOZART!/ヨゼファ
24th ロミオとジュリエット/シルバーナ リータ |
好きなorオススメミュージカル |
ミス・サイゴン ロミオとジュリエット |
本公演への意気込み |
アルチュール・ランボーのことばに「わたしとは一人の他者である」がある。これは、人は他者を通してはじめて自己を認識することができるということである。
私はこの言葉はアラムニーと繋がる部分があるのではないかと考えています。アラムニーのメンバーとして役をもらい、約1年間かけて役を解釈し最終的に自分自身ではなくその役自身が舞台上で生きられるようにします。武正先生の脚本は常に一人一人の役に存在意義と物語を作ってくださります。そのおかげで、「私」ではなくその役として考え、生きることができます。役に入りこんだ瞬間に、自分にはない感情と考えが生まれ、自分の人生がありながらも他の人の人生をその人として経験することができます。武正先生に役をもらい続け、5年目。あらゆる愛しい役と出会い、様々な人生を経験させていただき、新しい自分と何度も出会ってきました。自分として生きるだけでは見出せない私が、他者になることで新たに新しい自分を見つけることができるのです。生きているのは私一人なのに他者として客観的に見つめることで、より自己を認識できるというのはなんとも不思議なことです。今年の役では「他者の死を通して、自己の生の意味を探る。そして自己で見出してきた当たり前を罪として認識する」について考えさせられました。
未だに、はっきりとは答えは出てませんが本公演までには見出せるよう役として生きていきたいです。
ここまで支えてくださった武正先生をはじめ、中村さん、協賛者の方々、そして見に来てくださるお客様。たくさんの方々に感謝の気持ちを伝えられるよう幕が降りる瞬間まで舞台上の私が生きられるよう全身全霊をかけて頑張ります!
23期 渡邉優雛 |
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