シュテルン
 












リヒテンシュタイン伯爵夫人

[シシー付き女官長]

松下 桃々

運命は星によって導かれる。
夜空の光が私の歩むべき道を静かに照らす。
その道で迷おうとも、運命の流れは変わることなく、やがて私たちを必然の場所へと導く。

ーー皇太后にお仕えできること
それは私の名誉である。

彼女の姿勢や理念は、ただの記憶ではなく、生命を宿した遺産として、私の中で生き続ける。そして、次なる者へと確かな形で繋がってゆく。

残された役目は側近としての務め。


ーー太陽が沈んでゆこうとも、私もハプスブルクを繋げる。

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